fc2ブログ
2023/09/13

今日の言葉

 恐怖心は魂の牢獄をつくる。恐怖を克服し、その念波に乱されないようにしなさい。
人は何物にも犯されはしない。
これを知りこの信念に燃えて、こう言いなさい
「私は神の霊だ。世の嵐も私に触れはしない。
どんな困苦も、私の前では色あせてしまう。
私には内在の無限の力がある」と。
  人には、あらゆる環境にうちかつ力がある。
この無限の魂の力を、貴方はみずから制限しようというのか。
 ――― シルバー・バーチ 

(桑原啓善訳 A・W・オースティン 『シルバー・バーチ霊言集』)




 

 
 
2023/09/07

今日の言葉

『「信頼」は一朝にして築かれるものではない。
利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる。
それは、武力以上に強固な安全を提供してくれ、人々を動かすことができる。
私たちにとって、平和とは理念ではなく現実の力なのだ。』
 

(中村哲著 『天、共に在り――アフガニスタン三十年の闘い』「終章」より)


 
2023/08/16

今日の言葉

神に対する完全な信と愛があれば、恐怖はない。 
また知識があれば恐怖は起こらない、
恐怖は無知から生まれるものだから。 
かくて、信と愛と知がある限り、恐怖のさし入る隙はない。
進歩した霊魂は、どんな場合にも恐れを知らない。
彼は知っている、自分の人生に、自分で克服できない環境や経験はあるはずがないと。
何となれば、彼は神性であるから。 

 ――― シルバー・バーチ

(桑原啓善訳 A・W・オースティン編『シルバー・バーチ霊言集』)







 
2023/08/10

百パーセント危険な霊能開発

「 若し彼らにして一片の利己心があつたなら、そは必ず彼等の成功の心臓部を食い破つたであらう。」『霊訓』※より  

※ステイントン・モーゼスを霊媒として、インペレーターを団長とする霊団より送られてきた通信。





 確かに霊能力は鍛錬すると出てきます。一つには体質にもよりますが、霊視能力も霊聴能力も物理的能力もそれだけ鍛錬すれば、その養成法、訓練によっては開けないことはないのです。しかし『霊訓』ではすぐれた霊能力をもつ霊媒になるよう霊能力を磨けとは絶対いわないのです。それは必要ないから、むしろやってはいけないからいわないのです。霊能力は開こうとすれば開けますが、今の時代は特に霊能力だけ磨いたら絶対いけません。やれば、ほんのわずかな我があっても百パーセントサタンは入ってきます。命取りになるからぜったいそれをやってはいけないのです。霊能力があることがいけないのではなく、愛と奉仕をせずに霊能力だけを第一目的に開こうとすると百パーセントサタンが入ってくるということなのです。これは絶対間違いのないことです。人によって違いますが霊能力を開くと霊視がきいたり予知が出来たり霊感が出てきたりしますが、それは神もなさるがサタンもやらせるのです。同じ位のサイキック能力が発揮できるので、それが神であるかサタンであるか本人は気づかないのです。ですから私は、愛と奉仕、愛と奉仕と、それしか言わないのです。そうすればその人の使命達成に必要な霊能は必ず結果として出てきます。それなのに、愛と奉仕を横においておいて霊能だけ求めるからサタンにやられるのです。一分の我があってもやられるのですから、せっかく霊能を開いても自分はサタンの支配下にさせられてしまします。 
  ―― 桑原啓善 

(『地球を救う霊的常識2』桑原啓善、でくのぼう出版、1995.11、pp42-43)
2023/05/20

今日の言葉

栄光の冠さえも捨てよ
 
イエス・キリストは、富者が永遠の生命を得るために何をしたらよいかと尋ねた時、こう申しました。「持っているものを売り払いなさい。そうして貧者に分け与えなさい」と。
その青年は悲しげに去って行きました。
その人は大金持だったからです。
この話はいつも物的な所有物の意味にすりかえて話されます――だが、主はその持ち物を限定して話したわけじゃありません。
人がかけがえのないものとしている一切のものを捨てるつもりになれ、本当の意味はそうではないのですか。
すべて、持てるものの誇り、それは無くならねばなりません。
それが世俗の宝、精神の収穫物、霊的な宝石であろうと。
聖ヨハネは黙示録の中で言っております。
二十四人の長老が神の玉座の前でその冠を投げ出したことを。 

 ――― ホワイト・イーグル
(桑原啓善訳 グレース・クック『光への道』より)