2017/11/11

生まれかわり(再生)について(3)



〔一七四〕 そのように、二度地球に戻って再生することは必要なことですか。


 「いやそんなことはない。しかし、もし諸君が進歩しなければ、地球より良くない、あるいはずっと劣った天体に行くことになるかもしれない」




〔一七五〕 そのような二度の地球生活には、何か得るところがありますか。

「特殊の使命がある場合は別として、特に利益はない。使命がある場合は、生まれる所が地球であれ、他の天体であれ、霊は進歩する」



――― 桑原啓善訳 アラン・カーデック『霊の書』(上)






2017/11/09

生まれかわり(再生)について(2)

Q
〔一七三〕 再生は次々と別の天体へ移りながら行われるのですか。それとも、同じ天体で何回か再生して次の天体へ移るのですか。

A
 「現在より高級の天体へ行けるだけの進歩をしない場合は、同じ天体で数多く再生を繰返すことになる」

 ―― 私共が、今後別の天体で生活した後、再び地球に生まれ変わることも出来ますか。

 「それは可能である。これまでも諸君は、別の天体の生活を経てきているかもしれない」


――― 桑原啓善訳 アラン・カーデック『霊の書』(上)より






2017/11/07

生まれかわり(再生)について(1)



〔一七二〕 私共の再生は、この地球上で繰返し行われるのですか。


 「いや、すべて地球上とは限らない。多くの天体で再生が行われる。現在諸君が生きているこの地球は、諸君にとって、最初の地上生活でもないし、また最後でもない。しかし、最も物質的な生活の中の一つであり、完全からは最も遠いものである」


(『霊の書(上)』アラン・カーディック編.桑原啓善訳.pp.80-81)










2017/11/05

死後の生活のはじめ

他界の存在を知らないことは罪ではありません。新しい世界が新米の霊の前に始まると、次のようなことになります。
それまでしゃべっていた霊が、話したことをもっとはっきり言ってくれるように求められて語ったことです。

「私が今お話ししてるのは、次のような経験をする霊に毎日あっているからです。
彼らにはこうなのです。つまり、死とおもっていたものは単に新生活の門にすぎなかったのです。肉体を去るとはもっと素敵な生活の開始だったのです。もっとよい生活もっと優れた状況へ入って行く希望と確信を伴ったですね。

こちらで知ることはどんな些細なことでも、大きな石を持ち上げる梃子のようなものです。よし、もっと高く上ろうという気持にさせるのですね。身が軽くなって、新しい出発の気を起こさせるのです。

今や柵を越えて、彼らは既にこう思っております、自分たちは今までよりも充実した、高尚で高級な人生に入っている、前途には進歩があるばかりで、何の怖れるものはないと。」



―――死者たちが肉声でつづった不朽の霊の書
         「THE WAY OF LIFE・人間の生き方」より
          アーサー・フィンドレー, 桑原啓善訳






2017/08/27

何事ありても自殺はするな

「(前略)しかしそれまでの十年間の苦痛悔恨! 
垂下せる(※首つり自殺した)醜しき骸……
人生の悲惨に泣く良人と二人の子供とのあわれな姿……。
眼には見えても助くる道も、慰める術もなき私の心の苦しみは、どれほどでありましたろう!

で、私は衷心から自殺を計る所の一切の人々に向かって警告したいと存じます。―
何事ありとも、自殺ばかりはなさいますな!(※下線部は、原文は傍点で強調あり)

あなたは何にも御存知がないので、今自殺しようとして居られますが、それは御自分の入る地獄を造り上げるのです。
一たん身体から出脱けた上は、モウ二度とその内部(なか)へは戻れません。
それツきり御自分の務めを果たすことができなくなります。

何よりも先ず、私の子供等のあわれな身の上を考えて下さい。自分達の母親は自殺をしたのである、という考えから、終生離るることができないではありませんか! 
私の良人も、又子供等も、決して心から私を許す気にはなれません。
たとえそれが憑霊の仕業であって、自分自身の心から出た仕業ではないにしても、私はあんなに苦しまねばなりませんでした!

もしもあなたが、真に霊界方面の法則を御存じならば、あなたは決して自殺しようとはなさらないでしょう。
その結果が実に恐ろしいからです。
是非その忌まわしい考えにだけは打ち勝ってください。
自然にあなたが霊界に入らねばならぬ時節の到来するまで、この地の世界で幸福にお暮らしなさいませ。

私が苦しみ抜いた十年という歳月は、私が無理に縮めた期間でした。
あの十年を地上で過ごした上で、私は霊界の人として、又母としてやるだけの任務を首尾よく果たした上で……。

霊界には霊界の厳律がございます。自分に与えられたる期間を、現世で過ごした上でなければ、自分ぎめに霊界には入れません。
私は私の過失に対する刑罰として、十年の間、間断なく自分の眼に、自分の醜しき屍骸の垂下している状況を見せられました。
そしてその間、私は自分の良人と、子供等とがどんなに困っているかという事を忘るる隙とてありませんでした。(…)」


――― 浅野和三郎抄訳 ウイークランド原著『者に交る三十年』(心霊文庫第17篇)
     「憑依と自殺の実例 その一、何事ありても自殺はするな」より一部抜粋


(※は補い、旧字表記を現代仮名遣い(表記)になおしております。)