2018/07/10

真の霊媒(霊能力)とは 2


(真の霊能力とは)



「霊媒行為には正常と異常の区別があることを、はっきり知っておいてもらいたい。
すなわち、霊が外部から霊媒に直接働きかけ、霊媒を入神させて体外に霊を退去させ、本人に代わって知性を発揮する。この場合は大なり小なり霊媒の肉体器官を霊が支配している。これが我らの言う異常であって、催眠術師が病人を支配するやり方と同じである。

 我らの言う正常な霊媒行為とは、現に霊媒が相当な霊的資質を備えていて、これに外から霊感が吹き込まれると、その力が高揚し補強されるという、こういう場合である。
この場合は、入神させられたり、本人の霊が退去させられたりすることなく、霊力の発揮が強化され補助されるのであって、霊媒本人はその指導霊の助言を聞くこともできるのである。これを通じて霊媒は素直となり、思想は穏健となり、純粋素朴な意志と行為の人間へと鍛えられていく。霊媒の魂は、いつも敏感に、霊感のささやきに開かれている。異常の方法では観念の伝達は骨が折れたが、これだと観念が自然に霊媒の魂に流入する。魂のもつ本来の力が、抑えられたり妨げられたりすることなく、開発され豊かさを増していく」



桑原啓善訳 ステイントン・モーゼス『続霊訓』p109







2018/07/06

霊的Q&A

(問)
 霊魂と感応しやすくなるには、どうしたらよろしいか。

(答)
 私達はあらゆる努力を払って、皆さんに近づこうとしている。
だが近づけるかどうかは一に皆さんのもっている雰囲気いかん、皆さんの魂の進歩成長いかんにかかっている。
霊的なことに何の関心もない人には、私共としては、どうにも近付く手がかりがない。
魂が生き生きとして、知覚と理解に溢れていれば、必ず私達はこれに近づいて交わりを深め、自他一体となることができる。
 私達が近づける人物とは、必ずしも神霊主義者と限ったわけではない。
霊的事物に知識と理解がある限り、神霊主義者であるかどうかは問うところでない。
どうか感受性に富み、心にゆとりのある人物となって貰いたい。

 こういう人に私共はどんどん近づいて行くのである。
心に恐れや悩みや悲しみを抱いてはいけない。
こういう人には、私達の方で近づこうとしても、何ともできない壁ができてしまうのである。

――― シルバー・バーチ


桑原啓善 A・W・オースティン編『シルバー・バーチ霊言集』)




 
2018/07/04

霊的Q&A

(問)
 だが、なぜ悪人が恵まれた生活を送ったりするのですか。

(答)
 またしても、貴方は地上の基準でものを判断している。
はたして恵まれた生活を送る魂が不幸でないと言い切れるか、その魂に苦悩がないと、煩悶や苦痛がないと、そんなことが貴方に分かるのか。
きっと貴方はその者の笑顔を見たり、贅沢な財貨を見たりするから、そう思うのだろう。
恵まれた生活と魂の満足、それが両手に花と、そううまくいくだろうか。
永遠の基準とは霊的な基準である。
もしそうでなければ、この世に正義はないことになるから。

――― シルバー・バーチ


(桑原啓善訳 A・W・オースティン篇『シルバー・バーチ霊言集』)





 
2018/05/27

今日の言葉


「忘恩で失望すれば、人は心を無慈悲、無情にしようと思いませんか。」


「実際はそうばかりではない。心の広い人々は唯善行をしたことを喜ぶものだから。
彼等は心得ている、かりに彼等の善行をそれを受けた者が現世では忘れても、あの世では思い出し、恥じて忘恩の責めに苦しむということを」



――― 桑原啓善訳 アラン・カーデック『霊の書』(下)〔九三八〕







2018/05/21

あの世でもこの世でも利己主義は罪

(問) 他界で罪を犯すことがありますか。他界では、一般にどんなことを罪というのですか。

(答) もちろん罪を犯すことはある。
霊界での罪とは、利己主義の罪である。
ただ地上と違うところは、その罪がすぐ露見するということだ。
心に罪をいだけばその途端にそれがばれてしまい、その結果がたちまち現れること、地上世界とは比較にならない。
罪の結果は本人に記され、そのため本人は霊的に低下する。



――― シルバー・バーチ
   桑原啓善編著『シルバー・バーチに聞く』より