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2023/09/25

今日の言葉

 主イエスが、貴方と貴方の日常生活から、遠くかけ離れた玉座に座っている、遠い人物だなどと思わないでいただきたい。
 そう思えばそれだけで、貴方とイエスの間に垣根を作ることになるのです。
主イエスは強靭で、霊的に強力な魂です。
しかし、またはなはだ人間的でもあります。
極めて柔和で、しかし、外観は高貴です。
顔には髭があり、額は美しく秀で、容貌は完全です。
その際立った特徴は手足の美しさです。
  イエスは現代と強いつながりを持っています。
ある意味で、次のキリスト光の流出のために、人類の魂の準備をしています。
彼は治病光線の長であります。
従って、身体治療の仕事と共に、魂の治療の仕事があります。
彼は人々の魂に英知と愛をもたらします。
彼は哲学と治療の仕事に関与しているのです。
何となれば、本当の治病とはすべて、霊的な事物に関する知識と結び付いているからです。 

桑原啓善訳 グレース・クック『天使と妖精』



 
2023/06/27

太古の永遠の真理

 過去の秘教学校は、霊が永遠の生命であることを示す、大いなる目的に奉仕していました。
人間の起源とその道、すなわち人間はどこから来たのか、なぜ地上に存在するのか、その終着点は何か、このことを秘教学校は教えたのです。
しかし、人類が物質に深く首を突っ込む時が来ました。そうして、人は霊の世界を見る「第三の目」を失いました。
退歩がおこり、霊力の誤用がおこりました――それは恐らく、若い僧たちの焦りとか、学徒たちが試練に耐ええなくなったことによります。
しかし、これとても神の計画からはずされるものではありませんでした。何となれば、精神と物質の両面で人間は進歩しなければならないからです。人間は「物質くさく」なるのも必要だったのです。その意志の開発と強化、これが必要だったのです。
 
 そこで、英知の大師たちは姿を隠し、地球の秘所にしりぞきました。彼等は今でもそこに住んでいます。
しかしながら、時折一人の教師が、太古の英知の寺院から出て来て、人類にもう一度真理を提示します。
特に、新時代の当初にはそういうことがあります。人類が新しい思想と生活に入って行く、新時代の到来の時はです。
そんな時には、必ず太古の永遠の真理が、その新時代にふさわしい形で再説されます。そうして、人類が一つの時代から次の時代へと入っていく、困難な転換を助けます。
――― ホワイト・イーグル
     
(桑原啓善訳 グレース・クック『秘儀への道』より)
2023/05/24

『秘儀への道』より 

 多数の人達が内在の光を発現させるために、同胞団グループの中に引き入れられるでしょう。
この光こそ病気を癒し、人々の魂にふれる真実の力をもたらすものです。
この光は霊性進化の過程に生まれるものであって、真性の光です。
これは弟子から発現し、人の魂に浸透します。
但し、この光は神聖な力ですので、愛をもって、またしなやかに、深くものを見通す目をもって取り扱わなければなりません。
このゆえに、この力は大衆から秘密にされていたわけです。しかし、今や人類全体が光のレベルにまで進歩しました。
霊的知識がもてそうなその近くにまで。
 

――― ホワイト・イーグル
     
桑原啓善訳 グレース・クック『秘儀への道』)
2023/04/22

曙光(SUNRISE)

やがて来たるべき新時代には、人類は霊的物質的両面で、大きな飛躍を遂げるでしょう。

既に多数の魂が、意識的にまた無意識的に、新時代の開拓者となるため、続々地上に生まれてきています。

だから、かりに貴方の人生が名もなく賤しくても、貴方には貴方でなければ果たせない使命があるのです。

即ち、貴方が今日地上にあるのは、ただ自己の霊性開発のためだけでなく、特殊の目的、つまり来たるべき新時代を開拓する者の使命、このためでもあります。 
  人がもし、自分の成長発展だけに心を奪われず、進んで他者への奉仕につとめるなら、自然に人格は高まり、内在の神性も開顕されます。

人がもし、霊的法則に気付きこれに従うなら、自然に道は開かれます。その道は既にその者のためしつらえられていた道です。
 

 

――― ホワイト・イーグル
   

2023/04/20

キリスト再臨の真実

 貴下らは、新しい再臨による救済を、やはり間違った期待で見ている。
つまり、真実の再臨の本質について誤解をしている。
かつてユダヤ人達は第二のソロモンが現れて、彼らが失った栄光と富を再興してくれるものと待望した。
いま、現代のキリスト教徒は、主イエスが多くの天使を従えて空中に現れ、彼らに願ったりかなったりの平和と栄光の治世を開始してくれると思い込んでいる。
かつて、ユダヤ人達には、卑しくおとなしい大工の息子が、彼らの待ち望む王だとは信じがたかったように、いま地上の賢い者達の目には、今いたる所で抵抗に遭いつつ伝えられている霊的真理が、復活したキリストの福音であるとは思いもよらぬのである。
今、霊的真理が貴下らの間に行き渡りつつある。これぞ救世主の統治。
 

(『続・霊訓』ステイントン・モーゼス著、桑原啓善訳、pp147-148) 
※かつて預言者マラキとして知られる霊・インペレーターが団長として、エリアの直接の指導を受けながら、レクター(生前は、ギリシャのキリスト教教父ヒュポリュトス)など、必要な個性が集められ49人により組織された霊団から、ステイントン・モーゼスを霊媒として送られてきた通信