2017/07/22

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(3)

 フィンドレーは本書で、死の不安に脅える人や、死後の生活に不信を抱く人々に、大きな救いと確信を与えました。
たとえば次の霊の声を聞いて下さい。

「私は死後の生存を信じませんでした。こちらへ来た時、生きている事実を知って、驚きで気も転倒しました。」
「何といっても一番の驚きは、自分が少しも変わっていないことです。」

「当界には疲れた魂など一人もいません。」
「こちらには老人なんて一人もいません。こちらに来ればわかります。中には亡くなった時に高齢だった方もいましょう……ですが、本人達は青春の日のままの姿で現れます。男性は男ざかり、女性は花ざかり、その日のままで」

「サマーランド(常夏の国)の素敵な風光が皆さんにお見せできましたらなあ。筆舌につくしえぬとはこのことです。夢かとばかりの土地の美しさ、また静けさなのです。」
「美しいさまざまに咲き乱れる花、それは決してうつろい落ちることはありません。木の上では美しい小鳥たちが、恐れる色もなく囀っています。それはまことに美麗きわまる国であります。」


――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)







2017/07/20

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(2)

 本書は二十世紀中期の、イギリスのスピリチュアリズム(心霊研究に立脚した神霊主義)の最大の指導者フィンドレーの名著 THE WAY OF LIFEの翻訳です。
本書はフィンドレーが名霊媒ジョン・スローンを二十年間にわたり実験して得た成果です。
スローンは四十余年にわたり霊媒の仕事をしましたが、その間ただの一度も、ビタ一文も報酬を受け取りませんでした。この無償の奉仕、これが純粋な霊の声を伝える不可欠の条件です。



――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)







2017/07/18

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(1)

 本書は死後に不安を抱く現代人への最高の福音の書です。何となれば、死者が肉声で語りかけてくるからです。そんな馬鹿な?
その「馬鹿な?」ことを近代心霊研究がなし遂げてくれたのです。

 死者が語るといっても、口寄せとか、巫女(みこ)とか、霊媒とかが、神がかりして語るおどろおどろしいものではありません。
交霊実験室の空中から、死者が生の声で明せきに語るのです。
これを直接談話といい、この奇跡を近代心霊研究が成しとげました。もちろん霊媒は存在します。しかし彼は列席者と同じように、坐って聞いているだけです。エネルギーを提供するだけです。ですから、神がかりのように潜在意識などの不純物が混入しにくく、純粋な死者の声が聞けるのです。もちろん、よほど秀れた霊媒がいないとこんなことは出来ません。


――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)」






2017/07/02

ワードの「死後の世界」 序文 4

 私達は、肉眼でしかものが見えず、肉眼で見たもの、つまり物質世界しかないと思って生活していますが、本当は肉眼で見えないところに、私達の知らない霊の世界があり、私達は死ぬと、滅びることなく、霊となって霊の世界に入って、自分の心の美しさや清らかさに応じて、それぞれの生活を続けるのではないでしょうか。

 また、この現実の物質世界の生活においても、たとえば霊の憑依(ひょうい)を受けたり、また色々な霊からの影響を受けながら、生きているのではないでしょうか。
もしそうだとすれば、私達は考え方を改めて、もっと霊のことを知らねばなりません。それも、正しい霊の真実を知るように、勉強せねばならないと思われます。それが自分の幸福であり、また、世界が良くなるための大切な道ではないでしょうか。

 本書の「死後の世界」は、そういう意味で、正しい霊の知識を与えてくれるものです。どうか、本書が広く沢山の人々に読まれるようにと希望しています。



――― 桑原啓善
     (ワードの「死後の世界」 序文 4 より)






2017/06/30

ワードの「死後の世界」 序文 3

 また、心が真実なものであるのと同時に、もう一つ、心にはすべての人に共通した性質があります。従って、心がつくる死後の世界には、左記のような真実にして共通の性質、すなわち法則があります。

 ①人が死後に入る世界は、心の程度(清らかさ、または罪けがれ)に応じて、天国から地獄まで、沢山の階層に分かれていること。

 ②心が浄化すれば、その住む世界も上方へと進歩すること。

 ③心が暗く汚れている人には、現実に地獄が存在すること。その見る風景や、経験する出来事は人によって違うが、下層ほど暗く苦痛であることは、共通していること。改悛と心の浄化で、そこから脱出できること。

 右のような法則からおしはかるとき、陸軍士官が経験した、「どん底の闇地獄」「鬼に追われる地獄」「残忍地獄」「欲望地獄」「唯物主義者の地獄」「にせ紳士の俗物地獄」、このように、同じ心の人が集まって、同じような苦しみを経験している世界がないとは言えません。
同じように、叔父さんの住む「夕日の国」(半信仰の人々の国)、その上の「黎明(れいめい)の国」(信仰心をもつ人々の国)、更にその上の「常夏(とこなつ)の国」(確信をもつ人々の国)も、ないとはいえないでしょう。更に更に、火の壁(第二の死)を越えて、すばらしい天国が実在していることも、十分に考えられます。



―――桑原啓善 
    (ワードの『死後の世界』 序文(つづき)より)