2017/07/30

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(7)

 なおアーサー・フィンドレー(一八八三~一九六四)には、名著として知られる三部作『他界の境域に立って』『真理の巌』『開かれゆく宇宙』などがあります。このうち『真理の巌』は浅野和三郎氏によって、『新時代と新信仰』として抄訳されています。
フィンドレーのスピリチュアリズム史上での一つの功績は、霊や霊界を波動として、つまり光や電波など電磁波の一環として説いたことです。近代人には納得しやすいので、心霊思想の普及に貢献しました。
本書でも巻末に彼の作ったそのような「表」が添えられています。



――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)








2017/07/28

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(6)

 本書はその外に、霊界通信の内面機構、特に直接談話現象を霊の観点から解明してくれている、心霊研究史上でも大事な資料を提供しています。
また、死後の世界は永遠の進歩の世界であること、進歩の条件は愛と奉仕であることを繰返し、いろいろな霊が伝えます。これはバーチやイーグルの高級霊からの通信と本質は同じで、本書が信用できる霊界通信であることを裏書きしています。



――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)







2017/07/26

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(5)

 本書『人間の生き方』は、こうした高級霊からの通信ではありません。目的が違うのです。
死んでも人は生きていること、死んだら人はどんな世界に入るのか、身近な真実を知りたい人達のための通信です。
ですから通信霊は身内とか知人とか、わりと新しく他界した人達、また伝えられる死後の世界も、彼等が住んでいるごく平均的な人達の住む世界です。
こうした霊界通信も必要であり、また最も定評のある通信が本書です。
 
 死後の世界を大別すると、神界・霊界・幽界と三段階に分けられます。神界は神や神々の世界。霊界はいわば聖人や賢人や天才の世界。幽界は下の方はいわゆる地獄。中層は平均的な善人の行くサマーランド(常夏の国)、ハワイやグアムくらいの明るさに光りもっと美しい。上層は形体をそろそろ越えかける変幻する美しい世界。
こうして分けると、本書の述べる死後の世界とは、死後の世界の一部、幽界の中層あたりとご承知下さい。ここらへんが平均的な人々が入る世界ですから、私達にはいちばん参考になりましょう。


――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)






2017/07/24

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(4)

 霊界通信にはいろいろあります。
(近頃ちまたに溢れている、霊媒屋さんの神がかりや、前世占いや、過去の有名人の名を僭称するもっともらしい霊言は、その多くは低級霊や邪霊の仕業で、信用できません。
霊言はまず内容が謙虚であること、霊媒本人が金銭や名声や権勢を目的にしていないこと、通信が人間の理性にかない、永年にわたり信頼されているものであること。)

このような優れた通信として、私達はS・モーゼスの『霊訓』や、シルバー・バーチやホワイト・イーグルの『霊言』を知っています。
これらは神命を受けた霊団の、人間の生きる道を教える、近代のバイブルです。
つまり高級霊からの通信です。


――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)







2017/07/22

THE WAY OF LIFE・人間の生き方 訳者の序文(3)

 フィンドレーは本書で、死の不安に脅える人や、死後の生活に不信を抱く人々に、大きな救いと確信を与えました。
たとえば次の霊の声を聞いて下さい。

「私は死後の生存を信じませんでした。こちらへ来た時、生きている事実を知って、驚きで気も転倒しました。」
「何といっても一番の驚きは、自分が少しも変わっていないことです。」

「当界には疲れた魂など一人もいません。」
「こちらには老人なんて一人もいません。こちらに来ればわかります。中には亡くなった時に高齢だった方もいましょう……ですが、本人達は青春の日のままの姿で現れます。男性は男ざかり、女性は花ざかり、その日のままで」

「サマーランド(常夏の国)の素敵な風光が皆さんにお見せできましたらなあ。筆舌につくしえぬとはこのことです。夢かとばかりの土地の美しさ、また静けさなのです。」
「美しいさまざまに咲き乱れる花、それは決してうつろい落ちることはありません。木の上では美しい小鳥たちが、恐れる色もなく囀っています。それはまことに美麗きわまる国であります。」


――― 桑原啓善 
    (アーサー・フィンドレー『THE WAY OF LIFE・人間の生き方』 訳者の序文より)