2017/01/31

守護霊について

Q 
守護される当人が指導にどうしても従わぬ時は、守護霊がその守護を放棄するということが、よくありますか。

A
「助言の効果がないと見てとった時、また低級霊の言うなりになってどう仕様もない時、守護霊は手をひく。しかし、本人を全く見捨てるわけでなく、言うことを聞くよう努力を続ける。本人を捨てるのは守護霊ではなく、守護霊の言葉に耳を閉ざす人間の方である。人間の方で守護霊に心を向ければ、守護霊は直ぐ戻って来る」

「最大の不信の徒の心をもとらえて放さぬ教理がもしあるとすれば、この守護霊の存在、即ち守護天使の存在の教理であろう。貴方の傍にはいつも、貴方より優れた者がいる、その人は貴方に常に寄り添い助言を与え、進歩の坂道を登るのを支え助けてくれている。此の世のどんなつながりよりも深い縁で結ばれ、その情愛は真実、貴方のために尽してくれる、その人が貴方の傍に居る。こう考える時――これ以上の心の慰めがありますかな? このような存在が、神の命によってあなたの傍に居る、この者を貴方の傍に置かれたのは神である。彼等は神の愛によってそこに在る、彼等は高貴にして労多い使命を諸君らのために果たしてくれている。諸君等が行く処に彼等はあり、地下の牢獄、人里はなれた処、らい病患者の家、どんな堕落漢の巣窟にも彼等は居る。何者も諸君等を、その見えぬ友から引き離すことをしない。その優しい刺戟はそこにあり、心の奥深くで賢者の戒告は耳に聞こえる」




――― 桑原啓善訳 アラン・カーディック編 『霊の書(上)』より