2017/03/24

ホワイト・イーグルの教え『アメリカ大陸の太陽人たち』

  時代を下って、彼ら古代の神人たちは、世の人々でも理解できるようなその時代の言語を用いて、人間にも受け入れられる姿で現れるようになりました。
彼らは、人々に神の真理について教え、各人の程度に応じて天地の秘密を明かすためにやって来ました。
ではいったいなぜ、人間はそんなにも堕落したのか? という疑問が起こってきます。その訳はこうです。
初めのころ人間は、肉体的というより遥かに霊的な存在でした。――もっと霊妙な「エーテル」的な生命体と申しましょうか。
彼らは、天使たちや他の世界からの訪問者たちに気づいていました。けれどもその後、人間はより深く物質化して自らを肉体のうちに幽閉するようになったのです。自己選択によって、人は困難な道を旅するようになりました。
苦痛や苦悩をもって学び、試練を乗り越えなければならなくなったのです。
しかしながら、そうした体験をしてこそ、やがては創造者の完全なる生命へと帰入するのを可能とする、真に善きものが意識のうちに生じてくるのです。



  (桑原啓善監訳 加藤明訳 グレース・クック著『ホワイト・イーグルの教え アメリカ大陸の太陽人たち』より)