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2019/08/09

霊的Q&A

Q
人が何か世に役立つことをする場合、それは前から定まっていた使命によってやっているのですか。それとも、新しく使命を受けてやるのですか。


A
「人が為すことは何事によらず、予め運命づけられた使命の結果ではない。しばしば本人がある霊の通路となっており、霊が有用と考える仕事の遂行のために本人を使っているのである。たとえば、ここに一人の霊がいて、有用な書物を出版したいと思う。それは自分がもし此の世にあるなら、書きたいと思う、そういう本である。さて、彼は最もそれにふさわしい筆者を探す。自分の考えをよく理解し表現してくれる人物を。霊はその者に仕事の計画を印象づけ、その実行に本人を導いていく。この場合、この人間はその仕事をする使命を帯びて、此の世に生まれてきたわけではない。芸術や科学のさまざまな制作や発見の場合、同じようなことが言える。肉体の睡眠中に、本人の魂はその霊と直接交流し、両者はこの仕事の遂行のための協議を行う」



―― 桑原啓善訳 アラン・カーデック霊の書』〔五七七〕より


 
 
2019/08/07

霊的Q&A

Q
霊の意志を左右できる儀式や作法があると言う人がいますが、これはいかがでしょうか。

A
「そのような効果は、それを信じる者達に神秘感を与えるだけのもの。もし信じなければ、お前は罪深い嘘吐きだと言われるのがおち。そのような儀式は一切まやかしにすぎない。霊に作用を及ぼす秘跡の言葉とか、呪言とか、魔除けは存在しない。霊というのは思想によって引き寄せられるもの、物的なものには何の意味もない」



―― 桑原啓善訳 アラン・カーデック霊の書』〔五五三〕より


 
 
2019/08/05

霊的Q&A

Q
霊は、甲の災難を乙に転ずることが出来ますか。

A
「ある限られた範囲においてのみ可能である。何となれば、天意によって諸君に振りかかる不運というものがあるから。しかし、霊は辛棒と忍従でそれを耐えるように諸君を導くことで、諸君の災難から学ぶところがあるのである」
「また、不幸を回避したり小さくしたりするのは、諸君じしんに依存することの方が多いこと、これを知って貰いたい。神は諸君に知性を与え給うておる、これをうまく活用するようにと。たとえば善霊が諸君に良い着想をささやくとする、このように善霊が最大の助言を諸君に与えてくれるのは、諸君の知性の活用による。即ち、善霊は自らをよく助ける者をのみ助ける。真理は次の言葉の中にある、〈求めよ、さらば見出さん。叩けよ、さらば開かれん〉。
しかも、諸君に不運と思えることが、必ずしもそうではないということを、知っておかねばならない。結果として善なるものは、見た目には悪に見えること、この方がはるかに多いのである。この事実を諸君等は余りご存じない。諸君等の目は余りに近視眼であり、現在の満足をもって事をはかるからである。」



―― 桑原啓善訳 アラン・カーデック霊の書』〔五三二〕より


 
 
2019/08/03

霊的Q&A

Q
睡眠中、魂は肉体と同様に休息をしますか。

A
「いいえ、霊は少しもじっとしていない。睡眠中には、肉体に霊を結び付けている鎖が弛められる。この間、肉体は霊の存在を必要としないので、霊の方はあちこち空間を歩きまわり、他の霊達と直接交流をする」



―― 桑原啓善訳 アラン・カーデック霊の書』〔四〇一〕より


 
 
2019/08/01

今日の言葉

さあ、切符をしっかり持っておいで。
お前はもう夢の鉄道の中でなしに
本当の世界の火やはげしい波の中を
大股(おおまた)にまっすぐに歩いて行かなければいけない。
天の川のなかでたった一つのほんたうのその切符を
決しておまへはなくしていけない。


――― 宮沢賢治
    (「銀河鉄道の夜」第三次稿)